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2014.09.19

UI DESIGN

iPhone6を買ったらまずは試したいiOS 8の追加機能28項目

本日はiPhone6/6Plus の発売日である。それに先駆けて、昨日18日未明にiOS 8が解禁された。

iPhone6に標準搭載されているこのOSで追加される機能について、様々な記事が書かれていたので、それをまとめてみようと思う。

iPhone6を既に手にした人もまだこれからの人も、iOS 8でできることを確認してみよう。

そして、既にiOS 8を手にしている人は、ぜひ試してみよう!

 

「ヘルスケア」の登場

health3

これは「ヘルスケア」といって、アップルが用意した健康管理のアプリである。

フィットネス系デバイスを使って取得した健康情報や運動記録をまとめて閲覧することができる。細かい情報として、心拍数・血圧・体重・消費したカロリーなどを登録しておき、日々の体調管理にしようすることができる。

Appleの、ウェアラブルデバイスに対するひとつの回答と考えてよいだろう。

カメラの機能強化

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「iOS 8」からは露出の調整とピント合わせを別々に、同時に行うことができる

画像を見ながらだと分かりやすいが、従来と同様にフォーカスしたいところをタップしてピントを合わせることができる。タップすると右側にバーが表示され、このバーを上下することによって露出を調整することが可能となっている。

カメラアプリにタイマー設定が追加された。今までタイマーを使いたいときは、サードパーティのアプリを利用する必要があったが、今後は純正アプリで撮影可能。また、撮影するときはバーストモードで撮るため、撮り損ないを防ぐことも可能。

また、撮影手法にコマ割り機能(ハイパラプス)が追加された。

さらに間違えて削除してしまった写真を復元することができる。また、削除したくないけど見られると困る…そんな写真は非表示にすることもできるようになった。

サードパーティ製キーボードの解放

iOS 8からはサードパーティ製のキーボードアプリが利用可能になる。従来の予測変換機能を使わず、より賢い変換機能を使うことができるようになる。

日本語のキーボードではATOK がiOS 8 対応版を準備中らしい。いつ頃リリースされるかどうかは明らかになっていない。

「Continuety」「Hand-off」の登場

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「Continuety」と「Hand-off」はOS X Yosemite」と組み合わせることによって利用できる連携機能

現状では「OS X Yosemite」がリリースされていないのでこの機能のすばらしさを体験できないが、例を示すと、iPhoneで書いていたメールの続きをMacで続けることができるようになる。

MacとiPhoneの両方を使うユーザーには非常にうれしい機能である。

「写真」アプリの機能強化

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「写真」アプリは編集機能が大幅に強化されているだけではなく、閲覧性も強化されている。「iOS 8」では撮影した位置や時間、アルバム名での検索が可能となっている。

「iCloud Photo Library」を組み合わせれば今後リリースされるであろうMac版Photosアプリと連携することも可能。

写真アプリに含まれる編集機能は大幅に強化された。これまでよりも自由に編集ができるようになっているため、思い通りの写真加工をすることができる。

Safariの機能強化

safari

プライベートモードで開いたタブと通常モードで開いたタブを自由に行き来できるようになった。プライベートタブから通常タブに戻る際には、プライベートモードのタブを消すかどうかも聞いてくれる。

iPhoneからモバイル版のページではなく、デスクトップ(PC)版のページを表示することが簡単になった。

アドレスバーをタップし、ブックマークなどが表示される画面を下方向にスワイプすると「デスクトップ用サイトを表示」という項目が用意されている。

アップデートされたSafariの「Shared Links」には登録したRSSフィードを表示することが可能

「iCloud Drive」の登場

Iclouddrive 640x390【img from Cult Of Mac

iCloudをDropboxのような使い方ができるように。しかし、これには1つ問題点がある。「iCloud Drive」で同期可能なのは「iOS 8」と「OS X Yosemite」のみなのである。よって、iOS 7が動作しているiOSデバイスなどの同期ができなくなってしまう。

メッセージアプリの機能強化

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LINEなどにも実装されているビデオ・音声を送る機能がiOS 8のメッセージアプリに追加された。また、視聴可能時間に制限を付けることができる点はSnapchatを真似たとも言える。

さらに今回からグループメッセージにも対応。LINEのグループ機能と考え方は一緒であるため、グループから抜けたり、後から人を招待したりが可能になっている。

LINEなどのメッセージングアプリでは実装されている機能だが、特定のグループ・相手だけ、通知をミュートする機能が実装された。

メッセージアプリで複数のメッセージを受信しているものの、どれもいちいち確認するのが面倒という時は一気にまとめて既読にすることも可能に

また、今まではメッセージは無期限に保存されていたが、保存期間を30日か1年間に設定することができる

「Family Sharing」の登場

iTunes IDを家族間でシェアすることができるのが「Family Sharing」。家族内最大6人まで同じiTunes IDを共有することができ、一度ダウンロードしたアプリを全員で共有することができる。

子供とiTunes IDを共有した場合、高額請求が来るのではないか、と心配になる親御さんもいると思うが、その心配はない。ちゃんと、親のところに連絡が来るようになっているのである。

App Storeリニューアル

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iOS 8では、App Storeが大幅にリニューアルされた。アプリデベロッパーとしては、今後のプロモーション戦略を左右する部分だけに注視しなければならない。具体的には、以下のような変更点があげられる。

  • Bundleといって、まとめ売りができる
  • 検索結果画面のデザイン変更
  • プレビューという15~30秒の紹介動画

「QuickType」の登場

文脈から予測変換してくれる変換機能QuickTypeが搭載された。

サードパーティのものを導入することもできるが、この強化に期待したい。

「Quick Reply」機能

quickreply

今までは、通知をタップ→アプリに移動→返信、の流れだったが、iOS 8では通知をタップ→返信、が可能になった。

他にもロック画面から通知を個別で削除したり、返信をしたりすることができるようにもなっている。Facebookの通知に関しては、いいね!やコメントをすることが可能である。

実はバナー型通知だけでなく、アラート型の通知でも同様に利用することができる

Siriの機能強化

流れている音を認識して音楽の検索を行うことができるShazamがSiriに統合された。

結果として、Siriに音楽を聞かせると曲名などを答えてくれる。

さらに、Siriから直接iTunesで音楽を購入することができるようになった。

また、Talk-to-text(音声からテキストへの自動変換する機能)を利用する場合、全部を話しきった後に変換するのではなくリアルタイムで変換をしてくれるようになった。

「Ok, google」と同じように、Siriを呼び掛けるだけで起動することができる。CarPlayを意識したのではないだろうか。今のところ、iPhoneが充電されている時にのみ有効。

Spotlightの機能強化

spotlight

Spotlightとは、ホーム画面をプルダウンしたさいに出てくる検索枠のこと。iOS 8では、検索枠にキーワードを入れた時に表示される選択肢が広がっている。ウェブへの検索も非常に便利なので、わざわざSafariを開かずにホーム画面をプルダウンしGoogle検索をするスタイルが主流になるかもしれない。

また、自分が入れていないアプリを検索すると、App storeへのリンクを直接表示してくれる。口コミでアプリが広がりやすい環境になったと言える。

「W-Fi Calling」の登場

キャリアの許可が必要だが、iOS 8からはWi-Fiを介して通話が可能になった

電池消耗が激しいアプリをチェック

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Androidではおなじみであるが、ついにiPhoneでもどのアプリが電池を何%消費しているかが確認できるようになった。

以前からその傾向はあったが、これからは電池消費が激しい場合、すぐ削除されてしまうようになるだろう。

ダークモード(グレースケール)が登場

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アクセサビリティの機能としてダークモードが用意されている。

画面を白黒表示にすることが可能。ちなみに、グレイスケール中でもスクリーンショットはフルカラーで撮影される。

iBooksにある本をカテゴリで整理可能に

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iBooksに登録されている本をタイトル・作者・カテゴリ別で分類すること可能になった。

純正マップアプリから別の地図アプリを開くことが可能

Appleの純正マップアプリは見やすいが、正確性に欠けることもある。また、慣れ親しんだGoogleマップを使いたい人も多いだろう。

iOS 8では純正マップアプリから別の地図アプリに切り替えることができるようになっている。

純正アプリでは乗り換え情報機能が搭載されていないため、普段は純正で見ていて、乗り換え情報が欲しいときだけGoogleマップへ切り替え、などといったことが簡単にできるようになった。

クレジットカード情報をカメラで撮影して追加可能に

Web上でクレジットカード情報を入力する際、今までは一々わずらわしい手入力をせねばならなかった。iOS 8では、クレジットカードの写真を撮ると自動で情報を読み取って記入してくれる。

最初は一部のユーザーからは反発があるような気もするが(スキミングされている気がする)すぐに慣れるだろうし、長期的な目で見た際にE-Commerce市場のスマホ化が加速するだろう。

ロックスクリーンの左下は位置情報に基づくアプリが表示される仕様に

位置情報に基づき、ロックスクリーンの左下に近辺にある店舗のアプリなどが表示されるようになった。

ユーザーが店舗を見つけてアプリを起動しようとした際に、ホーム画面を経由する必要なくワンタッチでアプリを起動することが可能になるということである。

DuckDuckGoに対応

米国などで人気を集めている利用者の検索情報を保存したり追跡したり”しない”検索エンジン「DuckDuckGo」をデフォルトの検索エンジンとして選択可能。

Googleに情報を抜かれているのがいやだ、という人にうってつけの機能です。

Apple IDの登録情報が確認可能

Apple IDとして登録している情報をiPhoneから編集することができるようになった。

緊急連絡先「メディカル ID」の用意

自分が事故にあったりしてiPhoneのロックを解除できない…そんなときでも「Medical ID」に登録した情報は表示することが可能となっています。

「ヘルスケア」の中から登録することができます。

共有機能の項目

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写真アプリなどの左下にある「共有」ボタンだが、その中にある項目を変更できるようになった。

普段Facebookで共有する人は一番左にFacebookを、Instagramであればそれを一番左に持ってこれる。

また、共有項目そのものを非表示にもできる。

ズーム機能の改善

アクセシビリティでオンオフの設定ができるズーム機能が使いやすくなっている。

メールアプリのスワイプ機能強化

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メールを短くスワイプすることで「その他」「フラグ」「捨てる(Gmailでアーカイブ)」の3項目が選択できるようになっている。

さらに長めのスワイプをすることによってメールを削除することができるようになった。

アプリスウィッチャーにお気に入り・連絡履歴を表示可能

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お気に入りの連絡先と履歴がアプリスウィッチャーの中に表示されるようになった。

実際使うかと言われると微妙かもしれないが、今後これにつながる何かが出てくるのではないだろうか。

まとめ

この機能の一つ一つが、iOSでのUI/UXを考えるために重要になってくるためまとめて紹介した。

いかがだっただろうか。どの機能をとっても、ユーザーのことを考え抜いて生まれてきたものだということが見て取れると思う。

Appleのユーザーファーストな考え方を学ぶのに最適な機会であるといえるでしょう。

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EDITOR'S PROFILE

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菊地 涼太

代表取締役CEO & UI Designer

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神奈川県生まれ、神奈川県育ち。慶應義塾大学時代より大手企業内でWebデザインの仕事に携わり、フリーランスとして新規事業立案〜UX設計・UIデザインまでを主な担当分野としているうちに、デザイン領域全体に可能性を感じて株式会社オハコを設立。

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